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先日、奥様を数年前に亡くされた檀家さんが祥月命日に浄土宗総本山知恩院にお参りされていました。分骨しておられる正縁寺の永代供養墓にもお参り頂いていたようで四葉のクローバーとお賽銭をお供頂いていました。大変喜ばれているだろうと奥様の笑顔が目に浮かびました。亡き人を偲ぶ気持ちは亡くなってすぐよりも月日が経つにつれて深くなる様に感じます。命日の日供えられた四葉のクローバーには奥様への想いが感じられ、先に極楽浄土へと向かわれた奥様も遠く西方浄土より遺して往った家族に深い思いを寄せられていたのではないかと想像してしまいました。

お盆の時期が近くなりました。一人一人先立たれた方への想いがある事でしょう。お墓に参ったり、お仏壇のお掃除をしたりする折には亡き方との思い出にひたるのも供養となるのではないでしょうか。御先祖様との良い時間をお過ごし下さい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌