異例の8月が終わろうとしています。
長引く豪雨、コロナウイルスによる異常事態など家の中で過ごす事を余儀なくさせられ、子供達は楽しみであるはずの夏休みをどの様に過ごしたのでしょうか?
9月に入っても感染拡大の為登校出来ない地域もあるようです。子供達が成長していく中で大事な場所である学校に長期に渡って行けなくなるという状態が後に及ぼす影響の大きさを考えてしまいます。
一部の地域ではワクチン接種も抽選となり当選確率が6人に1人等との現実があったり混乱を招いているとの報道を目にしました。
混乱する状態が長引いて人との交流が無くなり孤立化していくお年寄りや子供達を中心として人々の生活環境も懸念され多くの悲劇も生じています。
今どうある事が一番良いのかわからなくなりそうな時、浄土宗の信徒である私達は「南無阿弥陀仏」とお念仏を唱える事で心が穏やかになり、必ずこの状況から救われると強くなれます。
画像は宗から届いたポスターです。
「念仏の人は十はすなわち十ながら生じ、百は百ながら生ずるこれなり」
お念仏をとなえる人は、十人中十人すべてが往生し、百人中、百人すべてが往生します。
「浄土立宗の御詞(おことば)」に説かれる「凡入報土」説における5つの要素(衆生論、仏土論、実践論、経典論、即時別時)から実践論を選び、“どうやって”往生するのかという視点にもとづき、法然上人のご法語の中から「念仏往生」を説いたお言葉だそうです。
誰もが自分を偽ることなく、お念仏をとなえるだけで平等に救われるという教えが、多様性を受け入れ、共に生きることの重要性が叫ばれる現代社会において、多くの人が安心して、前向きに生きていくための一助となることを願っています。と記されています。
合掌